運転免許取得
メリーランド州の運転免許は日本人には優しいものです。
国際免許を持って渡米し、Social Security Numberを取得し、州の居住者になってから60日以内に、メリーランド州の運転免許を取得しなければなりません。
しかし、その取得は2016年1月より簡略化され、実技がなくなりました。
手順としては
・国際免許証を用意
・日本で言うところの教習所を調べて申し込む
・アルコールとドラッグのWeb講習を受ける
・教習所で試験を受けて、合格証明をもらう
・MVAの予約をする
・MVAに行き手続きを行う
たったこれだけです。
しかもアルコールとドラッグの試験内容はWeb講習の中に出てくるチェックテストと同じ問題で、過去問も検索するとでてきます。
私が受けた試験問題は使い回しで回収されましたが、当然全員パスしました。
ただ、最後のMVAでの手続きに問題、トラブルが起こることがあります。
居住地の証明 = 『自分宛の公共の郵便物』 相当のものが2通必要になります。
渡米後間もないときは、なかなか難渋します。
具体的には
・アパートメントの契約書
・電気代の請求書(PEPCOのstatement)
・ガスの請求書(Washington GASのstatement)
・車の任意保険の郵送
・クレジットカードの明細
などです。
自分だけの場合は簡単にクリアできますが、帯同者(奥さん)がクリアできないことが多いようです。
そのため、ガスや電気を共同名義にすることでそれをクリアできます。
お酒を買うときによくIDの提示を求められます。メリーランド州のIDを取得することができないので、運転免許証がそれに相当します。免許証を取得すると一応パスポートは持ち歩かなくてよくなるため、とても嬉しく思います。
誰かの役に立てばと思い書きました。